Mini Driver July 2012
X線を使ったレントゲンのような透けた写真を撮るアーティストNick Veaseyさんの新作です。その独自の作風から一世を風靡したアーティストなので、見たことのある写真が多いかもですが、2012年に撮られたものを中心にまとめました。
昆虫や花・車など、あらゆるものを対象にしてきたNick Veaseyさん。2001年の「Plane」は500枚以上ものフィルムを合成して作り上げた大作だったのですが、近年は大規模な作品はなくなりややネタ切れ感も感じます。今年は歴史的なアート作品をX線で再現しようとしたようです。
一度ブレイクしてしまうと同じレベルの写真では驚かれないので、自分の作品を乗り越えていく必要があり、常に新しいアイデアが求められる職業アーティストの厳しさなども感じました。
最初の5枚は代表作の一部です。